いろいろなキャンペーンに対応するために、以前は期間指定で表示させることのできるプラグイン「Widget Visibility Time Scheduler」を使っていたのですが、1年以上アップデートが行われず管理画面にバージョンが古いために新しいワードプレス、PHP未対応との警告が表示されたまましばらくは何とか使っていました。その間、代替えプラグインを探していたのですがなかなか見つけることが出来ませんでした。
そこでいろいろと代替え案を探していたところ、Cocoonのショートコードに「campaign」があることを思い出し代用することにしました。今まではほとんど気にもしていなかったのですが使ってみるととても便利なので忘備録としてご紹介したいと思います。
campaign ショートコードについて
Cocoonにあらかじめ組み込まれているショートコードで、指定した期間 コンテンツを表示させることのできる優れモノです。
今まではほとんど使っていなかったのですが、応用範囲が広いことと管理しやすいことから今後は使っていこうと思います。
使い方
使い方はとっても簡単で、[campaign from="開始日” to=”終了日”]] コンテンツ[[/campaign]となります。
例として
[campaign from="2024-04-01 00:00:00" to="2024-045-30 23:59:59"]
指定期間 表示したいコンテンツ
[/campaign]
となります。
時間は省略可能です。
またコンテンツについては何を入れても問題ないようです。
ショートコードの詳しい説明は公式サイトを確認ください
ショートコードについては投稿記事内のどこにでも使用可能です。
また、ウェジェットを使ってサイドバーにも使えます。
Cocoonのアフィリエイトタグ管理を使った応用
Campaignとアフィリエイトタグを使って広告を期間指定で管理することも可能です。
アフィリエイトタグごとにCampaignを使って期間指定を行います。
アフィリエイトタグの内容はこんな感じで。
[campaign xxx ]と[/campaign]の間に広告の内容等を入れれば完成です。
アフィリエイトタグのショートコードを投稿記事内やウェジェットでサイドバーなどに設置することが出来ます。
管理に関してもアフィリエイトタグ管理から管理を行えるので便利です。
パータンを使った応用
パータンでもCampaignを使って管理が可能です
試しに作ってみました。
パターンについては通常の投稿記事と同じように作成できるのでこちらの方がいろいろと応用範囲が広がるかもしれません。
パターンでも同じように[campaign xxx ]と[/campaign]の中にコンテンツを入れれば完成です。
または、パターンにアフィリエイトタグを使うできます。
ここまでくるとなんでもあり…
いろいろな組み合わせで広告の表示期間、内容の管理ができるようになりそうです。
キャッシュプラグインを使っている場合は注意が必要!
ページキャッシュプラグインなどを使っている場合は、キャッシュが更新されないと思っていた通りの期間での表示がされなくなるので注意が必要です。
このサイトではWP Fastest Cacheプラグインを使用していたため、期間指定が過ぎても表示されるということが起きてしまいました。キャッシュを更新すると反映されるのですが、反映するタイミングの設定が投稿時のみに設定されえていたために期間を過ぎても表示されるということになってしまいました。
解決方法として、WP Fastest Cacheの設定で”キャッシュを削除のタブにあるタイムアウト ルール”で1日毎に1度、00:00に更新を追加設定をしました。これで指定期間通りに表示されることになります。
さいごに
「Widget Visibility Time Scheduler」ほど細かな設定はできませんが、期間指定を行う分には十分すぎるものとなりました。アフィリエイトタグとパターンでは管理したいものが違ってくるかもしれませんね。
ちなみに私は忘れやすいので、アフィリエイトタグとパターンで期間設定をした場合にも「WP Dashboard Notes」を使ってダッシュボードにメモを残すようにしています。ここは管理画面にログインした時点で必ず目に入るので。
これで期間指定のキャンペーンへの対応も完璧です。
いろいろなキャンペーン広告が増えてきているので少しでも参考になればと思います。
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